お嬢「枯れた井戸で そのシャツを洗ったら
僕らは 恋人同士に戻れるだろう♪」 お嬢「♫」 始祖「その歌、覚えていたのか」 始祖「うちの執事がサラ(=おまえの母親)の枕元で歌っていた子守歌だ」
お嬢「へえ」 始祖「おそらく、サラも幼いおまえの枕元でその歌を歌っていたんだろうな」
お嬢「不思議ね かあさまの顔もよく覚えていないのに」 始祖「今日から高校だろう ずっこけ3兄弟が迎えに来てるぞ、お嬢」 お嬢「行ってきます、おじさま」
始祖「ああ、気をつけてな」 パセリとセージ、ローズマリーにタイム♪ 呪文のように 繰り返す あなたが 受け取った 愛を 今度は あなたが 別の誰かに 注いでいく そうすれば 愛は 消えてなくなったりはしません 思いは つながってゆくのです スカボローフェアに 行ったなら パセリとセージ、ローズマリーに タイム♪ こよなく愛した あいつに 伝えておくれ …今でも おまえを 愛している、と♬
