「もし、あの時、こうしていれば」
そんなことを考えるのは
実に馬鹿らしいと
常づね思っているのだが
でも…
時おり思い出さずにはいられない
荒れ果てた教会で
オルガンを弾いていた
銀色の髪の乙女
兄が彼女を見初める前に
俺が自分の気持ちを彼女に伝えていれば
俺たちは今とは別の人生を歩んでいただろう
…ちょっと待てよ
そしたら、こいつは俺の息子として産まれていたってことか?
アーロン「くっくっく(笑)」
始祖「? おじ上?」
アーロン「(笑)」
始祖「何がそんなにおかしいのですか?」
アーロン「…それは内緒だ」
参照記事:耐えられない存在の重さ「時には昔の話を Ⅱ」
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