2023年7月17日月曜日

幕間(まくあい) 9

ウィロークリーク・マグノリアブロッサム(公園)では毎週日曜日の夕方、ミュージックフェスティバル※が開催されています
※注:Music Festival and Concert Modを使用しています
コンサートの大トリは、歌姫ローラ・ベル
ローラ「ヴラド、来てくれたのね ありがとう」
始祖「ぎくっ …な、なぜ俺と見破った」
本人は、あくまでも目立たないように変装したつもりである


2023年7月9日日曜日

子供の情景 12

お嬢「針も糸も使わずに 仕立てておくれ 麻のシャツ♫」 
お嬢「枯れた井戸で そのシャツを洗ったら
僕らは 恋人同士に戻れるだろう♪」
お嬢「♫」
始祖「その歌、覚えていたのか」
始祖「うちの執事がサラ(=おまえの母親)の枕元で歌っていた子守歌だ」
お嬢「へえ」
始祖「おそらく、サラも幼いおまえの枕元でその歌を歌っていたんだろうな」
お嬢「不思議ね かあさまの顔もよく覚えていないのに」
始祖「今日から高校だろう ずっこけ3兄弟が迎えに来てるぞ、お嬢」
お嬢「行ってきます、おじさま」
始祖「ああ、気をつけてな」
パセリとセージ、ローズマリーにタイム♪
呪文のように 繰り返す
あなたが 受け取った 愛を
今度は あなたが 別の誰かに 注いでいく
そうすれば
愛は 消えてなくなったりはしません
思いは つながってゆくのです
スカボローフェアに 行ったなら
パセリとセージ、ローズマリーに タイム♪
こよなく愛した あいつに 伝えておくれ
…今でも おまえを 愛している、と♬

参照記事:存在の耐えられない重さ「時には昔の話を 1


子供の情景 11

離れた所にいるお嬢が○○ちしたのを察知する始祖様 以心伝心か
ついでに後片付けもお願いします
お嬢「おばたん、ドーウハウシュ直ちて」
姐さん「おねえさんと呼べ」
ウラジミール・シュリックが昇進しました
シュリック「今度、デル・ソル・バレーのシマをひとつ任されることになりました しばらくはあっちで暮らします」
始祖「ほう」
シュリック「近くにお越しの際はぜひ寄ってください、始祖様」
始祖「…… ああ」
シュリックは始祖様からの餞別(=パワーリセット薬)を飲んで完全日光耐性を手に入れました
シュリック「じゃあ、達者でな エルヴィラ」
エルヴィラ「あなたもね、ヴラド※」
※注:始祖様もウラジミール・シュリックも愛称は同じ「ヴラド」なのです
始祖「…不器用な奴」
エルヴィラ「え?」
始祖「あいつ、本当はおまえに『ついてきてくれないか』と言いたかっただろうに」
エルヴィラ「返事がNOとわかっていることを訊ねたりしない奴よ、あいつは」
始祖「………」
エルヴィラ「ヴラド?」
始祖「ゴミ捨て要員のあいつがいなくなると困るな メイドを雇うか」
プレイヤーがよそ見しているうちに三男が産まれていました
今日のシュリック:このうさんくさい洞窟に入るすべはないのだろうか 
今日のツッコミ:これ、絶対「あちち」だと思うんですが…